うつ病と言う精神疾患でも障害年金の支給が可能です

うつ病で働けなくなったら

悩む女性

うつ病でも障害年金の支給は受けられる

人間の心というものは、とても複雑で繊細なものです。そのため、ちょっとした出来事や環境の変化が引き金となり、うつ病にかかってしまう場合があります。うつ病の症状としては不眠や食欲の減退、気分の落ち込みなどが挙げられます。個人差はありますが、早期の段階で適切な治療を行えば完治することが可能な病気です。ただし、発症のメカニズムははっきりと確認されておらず、病気が長引いたり悪化して働けなくなってしまうケースがあるのも事実です。仕事を失い収入源が絶たれてしまっては、治療への悪い影響は広がるばかりです。そのような状況に対する救いの手として用意されているのがうつ年金です。うつ年金とは障害年金のひとつです。障害年金は、病気やけがなどを原因として日常生活や仕事が制限される場合に支給される年金です。個別にうつ年金というものが定められているわけではありませんが、他の傷病と同じように病気の状態に合わせて支給されます。うつ病が障害年金の対象となることが知られていないケースも多々あるため、わかりやすくうつ年金と呼ばれているのです。

うつ年金は病気が原因で仕事や日常生活に支障をきたしている人に支給される年金です。高齢者に支給される老齢年金とは異なり、基本的にあらゆる世代の人が対象となる障害年金です。障害年金には障害基礎年金と障害厚生年金の2つがあります。該当する病気で最初に医師の診察を受けた日に国民年金に加入していれば障害基礎年金、厚生年金の場合は障害厚生年金を請求することが可能となります。年金を受け取るためには保険料の納付状況など諸々の条件が設けられています。また、病気の程度によって支給額は異なりますし、一定の症状より軽度の場合には年金の支給の対象とはなりません。ただ、うつ病の場合には他の多くの病気やけがとは異なり、判定が困難な目に見えない部分があるのが現状です。そのため、申請の際には十分注意をする必要があります。なぜなら、うつ年金に限らず障害年金の申請には面談や個別調査などはなく、すべてが提出書類によって判定されるのです。つらい症状の中、複雑でしかも不慣れな書類を最適に整えるのは困難だと言わざるを得ません。ひとりで頑張ろうとせず、社会保険労務士などの専門家を頼ってみるのも良いでしょう。